2007年01月06日
ブラジル人子弟の未就学問題
今度は義務教育未就学のブラジル人の子供達が工場で働いていたことが明らかになりました。日系ブラジル人の場合、在留資格が身分関係ビザで家族単位での滞日が可能なため子弟の不就学問題が起こりうるということは1990年に入管法が改正された当初から予測できていたはずですが、ブラジル人の受け入れから17年目の今現在でも解消できていない(というか悪化している)のですから、移民や在日外国人子弟の教育問題というのは本当に根が深いというか解決が難しい問題といえます。
今はブラジル人学校という選択肢もできたのですが授業料がまだまだ高いですし、日本の小学校、中学校だとイジメラれるし、漢字の勉強は難しいし、先生は怖いし、いっそ学校なんかいかないほうがいいやということで未就学・不登校という選択肢を選んでしまうブラジル人の子供が多いんでしょうね。
こういう状況下「ブラジル人の外国人犯罪が増えている」、「ブラジル人のせいで治安が悪くなっている」のも事実でしょう。でも「外国人労働者なんて要らないよ」と日本社会が堂々と言い切れるかと言えば、既に製造業の現場は外国人労働者に労働力を依存しきっていますし、わが国の少子化やニート・フリーター問題はとまりませんし、今年から団塊の世代の定年退職が始まりますので国内に生産拠点を移転しない限り製造業の人出不足は今後も続くはずです。結局今後も外国人労働者を受け入れざるを得ないでしょう。
でも行政も、雇用企業も、そして当のブラジル人もその受け入れに伴うコストを負担しようとしない。
その結果、外国人犯罪の増加に苦慮する地域社会、人手不足がとまらない雇用企業、不安定雇用やワーキングプアから抜け出せないブラジル人、三者がお互いに自分の首を締めあってるように見えるのは私だけでしょうか??
年始早々暗い話題になってしまいました。
投稿者 Shibata : 2007年01月06日 14:42
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