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2007年11月03日

ブラジル人学校突然閉鎖

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今度は比較的大手のブラジル人学校が急遽閉鎖に追い込まれるという事件が日本一のブラジル人集住都市の浜松でまたまたまた起こってしまいました。

在日ブラジル人の特徴として縛りの緩い定住ビザが取得可能であり家族単位での来日が可能であるため、子供を伴って来日し、子弟の教育に頭を悩ますという相談がよくブラジル人から持ちかけられます(あと日本での恋愛、結婚、出産も非常に多い、外国人研修生の恋愛禁止、強制帰国と比べるとすごい自由です)。今日本に来るブラジル人は日系でも親も子もほとんど日本語は分かりませんし、子供も小さい頃に来日すれば日本の学校の授業についていけるでしょうが、小学校高学年くらいから上の年齢での来日だと、ブラジルは非漢字圏ですから、話すのは慣れますが、文字で躓いてしまうというケースが多いと思います(家族滞在ビザで呼び寄せられる中国人の子供だと漢字が分かるので来日していきなり高校に入学しても1年くらい頑張ればついていけるようになるんですが)。

このような親子ともども日本語の分からないブラジル人家族の来日が増えたため、東海地方ではブラジル人学校の数がここ数年急増したわけですが、もう過当競争の状況なんでしょうね。母国語教育の実施(日本の学校に通わせてポルトガル語を教えないと)や日本語が分からず不登校状況にある児童の受け皿としての存在意義があるのは分かりますが、やはり今のように行政・ブラジル政府からの補助無しの「私塾」だと限界がありますし、乱立で生徒の取り合いで経営が行き詰まるケースが増えると思います。

日本の学校に通わせるとポルトガル語を忘れるし、ブラジル人学校に通わせるといつまでたっても日本語を覚えない。バイリンガルに育てようと思えば手間とコストがかかる。「一時的なデカセギなら家族はブラジルにおいて単身赴任で来日しなさい」と言うと「それじゃ寂しい」との答え。

うーん、外国人労働者の子弟の教育問題に抜本的な解決策はないと思うのですがいかがでしょうか?超難しい問題!


浜松のブラジル人学校 突然閉鎖 校長帰国で経営難

生徒104人は転校

 浜松市内のブラジル人の子どもを3年半にわたって受け入れてきた浜松市中区幸のブラジル人学校「エスコーラ・ウノ」が31日、閉校した。ブラジル人経営者兼校長が病気のため帰国したのがきっかけで生徒数が減少したためという。

 同校はブラジル政府公認学校だが、日本の各種学校として認可を受けていない外国人学校。自国政府や日本政府からの経済支援を受けられない私塾扱いのため、月謝のみで運営している。

 開校した2004年以降、生徒数はピーク時で180人ほどだった。校長がいなくなった7月以降は、残った教員が授業を続けたが「親が心配して、生徒が次々転校していった」という。80人ほどが転校し、経営が立ちゆかなくなった。

 27日に保護者への説明会を開き、閉校への理解を求めた。在籍する104人は11月から別のブラジル人学校などに通うことが決まっている。

 「全国に56校あったブラジル政府公認学校のうち、去年から今年にかけて8校が閉校した」と学校関係者。ある女性教員は「一番心配なのは子どものこと」と涙ながらに話した。
『親の雇用不安不払い要因に』浜松学院大准教授指摘

 ブラジル人学校に詳しい浜松学院大の津村公博准教授は「派遣労働が多い親の雇用が不安定なため授業料不払いも多く、経営が厳しい学校は多い。日本の制度の枠外にある状態では、行政が経営やカリキュラムも把握できない」と指摘する。

 浜松市国際課によると、市内に外国人学校は7校ある。日本の小中学生に当たる通学者は5月1日現在で745人。市教育委員会学事課によると、市立学校への編入手続きの問い合わせが1件あった。今後の問い合わせに備え、外国人学校の窓口となる国際課と対応を検討するという。


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投稿者 Shibata : 2007年11月03日 18:50