« 新しい入国、外国人届出制度から2ヶ月 | メイン | 「在留カード」で一元管理 外国人登録制を廃止へ »
2008年01月23日
外国人の長期滞在、日本語能力を要件に


ブラジル人専用教会やブラジル人専用分譲マンションまで出てきた東海地方のブラジル人コミュニティーの中にいると日本語全然できなくても日本で生活できちゃいます(笑)
--------------------------------------------------------
前回、ビザの手続きが厳格化された話を書きましたが、今度は「日本語能力」を在留の要件にするという議論が始められるそうです。で槍玉にあげられてるのがやはり定住者の日系ブラジル人。
日系ブラジル人の場合、以前デカセギの主流だった半日本人の2世の人たちは漢字の読み書きこそできませんでしたが、日本語の会話は問題なかったんです。日本人の考え方や習慣も知ってましたし(だからこそ例外的に単純労働が許可されましたし、地域でトラブルもそれほど起こらなかった)。でも最近来日する3世4世とその配偶者は実質ブラジル人で日本語一言も分からないのに平気で地球の裏側からやってきますからね。
でも浜松や豊橋みたいなブラジル人集住都市、ブラジル村に住んでしまうとお隣さんも職場の同僚も友人もみんなブラジル人。職場や市役所、学校、病院にも無料の通訳が配置されているので日本語能力なんてなくても生活できてしまうんです。
あと一番の問題は日本語能力が雇用機会や収入と直結しないこと。東海地方でしたら工場の単純労働であれば日本語能力0%でも簡単に仕事にありつけますし、通訳翻訳みたいな日本語使う難しい仕事より、単純労働で残業夜勤頑張ってやったほうがよっぽど儲かりますから。10年日本にいても日本語全然喋れないツワモノがいるのはここらへんの問題が背景になっているんでしょうね。
「日系人なんだけど日本語できない」、「日本語覚えても給料に反映されない」など制度と実態が乖離した矛盾だらけの難しい問題、うーん解決法はあるんでしょうか??
外国人の長期滞在、日本語能力を要件に…検討会で議論へ
高村外相は15日の記者会見で、長期滞在を望む外国人の入国や在留延長を許可する際、日本語能力を要件とする方向で検討することを明らかにした。
言葉や習慣の違いによる外国人と地域社会とのあつれきを防ぐのがねらい。近く外務、法務両省による課長レベルの検討会を新設し、議論を開始する。
長期滞在の外国人に対するビザ(査証)発給では、留学などを除けば日本語能力に関する要件はない。だが、就労目的で来日し、定住する日系ブラジル人などの場合、日本語の能力不足から、子供の就学や社会保険への加入が難航するなど、トラブルに至るケースが増えている。
高村外相は記者会見で、「日本語ができるということは(長期滞在外国人の)生活の質を高めるためにも大切だし、日本社会のためにも重要だ」と強調した。
検討会では、長期滞在の資格審査での日本語能力検定導入や、日本語学習を滞在延長許可の条件とすることなどを協議する予定だ。
(2008年1月15日19時32分 読売新聞)
投稿者 Shibata : 2008年01月23日 18:52